☆高尾山:野草園のセツブンソウ・ザゼンソウ・フクジュソウなど
高尾山計画の中に、ぜひ行きたいところがあった。
それは、、、
季節の早春の花たちを見逃すと、1年先送りになります。
野草園なので移植だとは思いますが、見たい花は「節分草・セツブンソウ」
出かけた日は、2月15日でした。
それから4日も経過し、温かい日もあったし、、、
各種の花々は、もう少し見応えがあるかもしれません。
高尾山に着いたのは開園時間前でしたので、
先に山頂を目指し帰りに野草園に寄りました。
セツブンソウ
早春に芽を出し、節分の頃に花を咲かせることからついた、可憐な花。
花弁に見えるのは萼片
黄色の雄蕊は、花弁が小さくなり蜜線に変化したもので、
濃い紫色の雌蕊と共に中央に固まっている。
萼片の中の上品な色合いは、小さな妖精の魅力を一瞬にして惹きつける☆
冷帯および温帯山岳地の湿地に生育し、開花時期は1月下旬から3月中旬頃、
水芭蕉に似ているが、、、。
仏像の光背に似た形の花弁の重なりが僧侶が座禅を組む姿に見えることから坐禅草。
完全開花まで、あと一息!
ここは間違いなく高尾山、薬王院管理下?
新春を祝う福寿草だが、実は毒草!
ショウジョバカマの蕾
セリバオウレン(芹葉黄連)
キンポウゲ科オウレン属
葉がセリの葉のように切れ込んでいます ↑
フッキソウ(富貴草)
ツゲ科常緑小低木
シキミ ・・多分?
シキミ科シキミ属常緑高木
仏事に用いるため寺院に植栽される、、(有毒)
コバノタツナミソウ (小葉の立浪草)
シソ科 タツナミソウ属
タツナミソウの変種で全体にひと回り小さい
*************************************************************
以前 ☆鎌倉アルプス<天園ハイキングコース> の記事中
セントポーリアに葉が似ている?と書いたが
旧ブログのログインができないため、ここで追記・訂正します(^^ゞ
正解は「コバノタツナミソウ」
※ 鎌倉アルプス記事中もう一つ気が付きました
シャクナゲに似た花? ⇒ シキミ?の花かも知れない ↑ 画像
*************************************************************
八重水仙
日本水仙
万両です
高尾山の麓の万両は餌が豊富なのか、まだ実が付いています。
次は受付係りさんお勧めの「さる園」へ
(つづく)
☆湘南平:高麗山公園ハイキングコース
1月の半ば、(初)山歩きに出かけた。
湘南平:高麗山は
第三京浜から箱根マラソンコースの国道一号線沿いで、神奈川県の平塚市と大磯町の境にある標高181mの丘陵。
高麗山公園レストハウス展望台頂上からは、360度のパノラマ景観を一望できます。
当日はやや霞んでいたが、数分すると雲も運よくとれて、目の前の大きな富士山を見ることが出来ました。
「丹沢山塊」は雪を被っています、(右)尖ているのが「大山」。
富士山は、このフォトより左側。
レストハウス展望台より高麗山(テレビ塔の右先)、平塚市内の右は相模湾。
晩年平塚に住み、生涯を終えた日本山岳界の先駆者「岡野金次郎」翁の石碑があった。
誰がしたのか、口にはタバコをくわえていたなもし。。
高麗山公園の高台には、まだ咲き残っている花、咲いている花が目についた。
そしてこの湘南平は、「かながわの花の名所100選」の指定を受けている。
イソギク キク科キク属
ツワブキの穂
八重の水仙
*******************************************************************************************
高麗山公園ハイキングコースは日本森林インストラクター協会が選定する「日本の森林100」に選ばれており
湘南平の景観とはまた趣向の違う、自然本来の姿を観察することができる貴重な資源です。
各コースとも多様な樹木が形成する森林地帯となっており、浅間山ゾーン(尾根沿いのルートの北側)では希少な野草の数々
また、市街地ではなかなか見ることができない野鳥や、蝶を見ることもできます。
=ひらつかHP=
*******************************************************************************************
それではテレビ塔の横からハイキングスタート。
多少アップダウンがあるが、以前歩いた鎌倉アルプスに似た歩きやすい山。
山道の周りは樹木が多い繁り 「日本の森林100」に選ばれた理由が分かる。
木々には ↓ の絵付き標識。
のんびりお散歩コース♪
浅間山 181.3m
一等三角点 すごいでしょ~☆
赤岳・甲斐駒・前穂・赤石岳・白馬・前常念etc 名峰に負けない
山道はヤブツバキが群生していたが、ここに根をおろしたの(゚∀゚)
↓ ↓
八俵山
ハイキングコースの唯一の難所
下に置かれたシデ(紙垂)が聖域であることを示しています。
上から来たのですが 、、
階段状の段差があり、石台?が両サイドに並んでいます。
先の祠に向かって手を合わせました。
高麗山 標高167.3m
高麗山から大磯駅に下りる階段です。
山道を歩いてすれ違った人たちは、こちらから来た人達だったのですね。
木々の隙間からテレビ塔
こちらは平塚市?
帰路は山道の右側の森林地帯に入り、植物観察。
途中、こんな標識がありました。
高麗山公園ハイキングコース内には、自生の樹木以外に、多くの植栽された樹木があることが明らかとなりました。
その中心であるソメイヨシノのほとんどが、テングス病に罹患しており、
平成25年度は、まず、公園内への蔓延を食い止めることを目的に、罹病樹木36本の伐採に着手いたしました。
伐採した後でしょうか、
苗木に結んだピンクのリボン
枝に爪を当て、匂うと嫌な臭いではないが、、匂う(・へ・)
樹齢の若い白梅、甘い香りを漂わせて、、
ドライフラワー
お散歩中のワンちゃん 歩き疲れたのか、水をゴクゴク。
高麗山公園に戻って来ました 。
まだ13:30頃ですが西日を受けて眩しい。
相模湾の先は真鶴方面?
富士山は完全に雲の中で、丹沢山塊・大山が目の前に見えています
住みながら山が見える風景は、なぜか忘れていた景色を見てるようでほっとします☆
☆浜離宮恩賜庭園の樹木の観察
12月17日、<森の観察シリーズ都市篇>の野外研究会に参加した。
map ⇒ www.google.com
■ 浜離宮恩賜庭園は
元々は1654年に徳川綱重が江戸湾の一部を埋め立てて屋敷を建てたのがはじまりです。
そのあと徳川将軍家の別邸浜御殿になり、11代将軍徳川家斉の時代にほぼ現在の庭園の形が完成しました。
江戸時代は潮入りの池を眺めながら和歌を詠み、食事をしながら船上で演奏する音楽に興じ、散策を楽しだりしていました。
「潮入り池泉回遊式庭園」
明治維新後は天皇の離宮となり、国の迎賓施設として利用され、一般に有料公開したのが昭和21年4月から。
都内最大とされる樹齢300年のクロマツをはじめ、多くの植物が池泉と関係しながら巧みに配されています。
長い年月の間、人との関わりの中で、どのような植物が好まれ、環境に適応させてきたか、そして生態的にはどうなるのか等、歩いて観察します。
大手門口に入って直ぐ左手に立派な「三百年松」があります。
陽がすべてに当たるように段々に波打つ様に、見事なクロマツの森が見えます。
およそ300年前の宝永6年(1709)6代将軍徳川家宣が、この庭園を大改修した(その時から「浜御殿」と改称された)ときに植えられたと伝えられており、その偉業を表現する雄姿は昔時をしのばせるもので、都内では最大級の黒松であります。
=標識掲示板=
よく見ると根元、写真の左側(少し高くなっている場所)に二股に分かれたクロマツの幹本体が見えます。
二股に分かれた片方の枝がここまで成長したものなのか?
これだけの大きな枝となるとかなりの重量となり何ヵ所か支え棒をしています。
ここのところで・・・
■ 幹か、枝か、について
■ 樹形はどうしてなったか
このクロマツは保存のために手前にあったタブノキを伐採し、クロマツが植えられるスペースを確保し、また双幹になった樹形の整った、重要ポイントの庭園木として植えられたものと思われる。
その後海側の方は日陰になる環境であった。このため庭園側に枝を展開して現在の姿になった、と推定される。
しかし、管理された庭園木であれば樹形を整える剪定管理が行われていると思うが、
意図的に作られたか?、、
ものぐさで現在の姿になったのか?
いずれにしても本来、高木で豪壮なクロマツが変われば、変わる樹形に臨機応変な姿に驚きます。
=参照=牧野植物同好会野外研究会資料
庭園内のマンホール
クロマツは耐塩性があって、西南日本では海岸防砂、防風・防潮林として広く植栽され、盆栽にも好まれる。
アカマツは耐寒性が強く、広く日本全土(北海道は一部)、東北地方では海岸線まで生育し松島のアカマツは有名。
クロマツ、アカマツの区別は幹の木肌色、亀甲模様、葉の大きさ、、、で
「雄松」クロマツは葉先を触ってみると痛く、強い感じでぐんぐん伸びていく感じ。 「雌松」アカマツは葉に触っても痛くなく、横に広がって優しい感じです。
純粋のクロマツ・アカマツに混じって自然交雑による雑種もあり、吉祥の松として盆栽などに使われている。
クロマツ⇒ニシキマツ
アカマツ⇒タギョウショウ
↑ 幹はクロ、枝はアカ
春先のローソク(春新芽展開期)、今年5月の花(松ぼっくり)
<タブノキの冬芽> ↓ ↑
耐寒性があり、地下に海水が浸入するような海辺でも育つ耐潮性もあり、クスノキ同様、病害虫に強い。
◆参加された先生から見せて頂いた「黄八丈」の小物入れ
八丈島に、古くから伝わる絹織物である「黄八丈」は、タブノキの樹皮を、染料として利用した。黄八丈の色は、鮮やかな黄色を主にして、樺色(「植物にゆかりの色」を参照)、黒色の三色がある。樺色を染めるのにタブノキの樹皮を使用する。ちなみに黄色はコブナグサというイネ科の草で染め椿の灰で媒染、黒色はスダジイの樹皮で染め泥汁で媒染する。
それぞれの色の糸を縦横にして縞模様状に織り上げたものを「黄八丈」と呼んでおり、1977年に国の伝統工芸品に指定されている。
<ヤツデ> ウコギ科ヤツデ属の常緑低木 左上雌しべ、右は雄しべ
※ミツバチやハナアブ、ハエなどが多く訪れる(≧▽≦)
<イヌビワの紅葉> 雌雄異株の落葉低木
<イヌビワの実> クワ科イチジク属
葉は深緑色で、表面にはつやが強く、はっきりとした三行脈が白っぽく透けて見える。
<金木犀の実> モクセイ科モクセイ属の常緑小高木樹
<アオキの実> ミズキ科アオキ属 常緑低木
薬効★凍傷、火傷、創傷、腫れ物。民間療法では、葉を炙って貼り付ける。抗菌作用があり古来薬用として用いられた。→こぼれ話参照
<ヤブミョウガの実> 美しい碧青色 ↑ ↓
池面に映るビル群
<矢竹> イネ科ヤダケ属のタケ類
常緑多年生のタケ亜科の植物の一種である。竹と付いているが、成長しても皮が桿を包んでいるため笹に分類される。
<鴨場> 小覗で外の様子を覗く
<潮入の池> 中島の御茶屋
並んだ木は遠慮し合って横に枝を出さない(◎_◎)
<お伝い橋>
<メリケントキンソウ> 学名 Soliva sessilis キク科 一年草
一般的に秋頃に芽を出し(発芽),4~5月頃に花を咲かせ(開花),5~6月頃に実を結びます(結実)。果実には2mmほどのトゲがあり,このトゲが肌などに刺さりケガなどをするおそれがあります。
※まだ新芽でしたが、抑えるとチクチク(*_*;
右側は東京湾
おやつを頂きましたヽ(^o^)丿
シマアジ?
伐採予告
根元、右枝が枯損していました。
<エノキ>の枯れ葉
側脈は葉縁近くで上に曲がり、鋸歯の中へは入らない。
左右不相称、顕著な3脈がある。両面とも触るとザラザラ。
<エノキ> ニレ科(APG植物分類体系ではアサ科)エノキ属の落葉高木
<水門>
<アズマネザサ> イネ科
センニンソウの紅葉
トベラの実
<トウカエデ> ムクロジ科の落葉高木
2010年に逢ったアカトラネコかしら、、、(=^・^=)
<リュウキュウハゼ> ウルシ科ウルシ属の落葉小高木。単にハゼとも言う。
<トウネズミモチ> モクセイ科イボタノキ属 (常緑高木)
実は紫黒色に熟し、名の通り鼠の糞のようになる。高木に鈴なりに生っていた!
周りの植生に影響与えるとして要注意外来植物
クマザサ
コブクザクラ(子福桜)バラ科サクラ属
【名の由来】
普通八重咲きは結実しにくいが、一つの花に複数の雌しべがあるために複数の実をつけるというところからきている
写真提供=会員T生さん
写真提供=会員T生さん
花の中心部は暗紫色
蠟梅の果実の空が落ちていた、振るとカラカラと音がし実が入っているようです。
3個種が入っていました。
PM3:00頃解散、私は中の門から浜松町に向かうため別れた。
小春日和の快晴の浜離宮恩賜庭園
陽はそろそろ傾き始めたのか、少しばかりベンチに座り庭園を見渡した。
足元にヒヨドリジョウゴの実
背が高くて足の 長い影子(笑)
日数が経ったクネンボ(九年母)が小さな台に置かれていた。
柑橘系のようで初めて見ました。
説明文で、徳川吉宗がベトナムから連れてこられた「象」にクネンボを食べさせた、と記されていたことから、この時代には「象」は大事にもてなされていたことが分かった。
思いもしなかった季節の記事に感動☆彡
中の門口に「三百年松」を追うように「新松」を見た。
これは完全に人の手によって剪定管理されています。
浜松町の文化放送辺り
Q:新幹線はどちらに向かって走っているでしょうか?
右は東京、左は京都、どうでもいい質問ですが(^_-)-☆
A:京都方面でした。
**********************************************
記事に当たっては参考文献を使用
■牧野植物同好会野外研究会資料
■ 木のぬくもり・森のぬくもり樹げむ舎
**********************************************
※ 追々、誤字・誤記がありましたら、後日訂正いたします。
☆冬前の秋晴れ~12月6日の庭
朝早く予約していた健康診断に行ってきた。
受付30分前に着いたが35番目、時間になると順序よくスムーズに周って終了。
身長が毎年1㎝ずつ低くなっている、、
そのうち杖が必要になるのかしら、、(/_;)
明日から寒くなる予報が出ている。
午後から干し柿を作ろうと思いながら帰って来た。
庭に出た。
千両の実が鳥に食される前に、そろそろ切ろうかなぁ。
これからの飾り花に大活躍します☆
今日の温かさに蜘蛛も出て、巣を張っていてビックリ!
庭に居を構えているジョロウグモ
万両も色づき始めました。
ザクロ☆
デュランタの実
小紫 (こむらさき)
ツワブキの花
ダリア菊
ダリア菊
大きくなったムクゲの木を切ったままにしていた枯れ木に
横向きでとまっていた
この蝶は、、、近づいても反応なしだけど。。。
目の前で、きれいな羽を広げてビックリ、その瞬間を撮影できました(*‘∀‘)
ヤツデ
駐車場に落ちていたオリーヴの完熟の実
後数週間で庭の植物も寒々しくなります。
☆11月のお散歩
友人ニコちゃんちに忘れ物を届けに行って、そのまま近くの公園へ
ジンの散歩コースに付いて行った。
公園ではジョギングやワンコの散歩を横目に
広い公園の中の大池に辿り着く。
カモは慣れているように、人の方に向かって来ますよ。
エサはなく残念でした (;´∀`)
キンクロハジロ カモ目 カモ科
キンクロハジロはオスの後頭部にポニーテールのような長い冠羽がある潜水性のカモで、羽の色が雌雄で異なり、オスはわき腹の部分が白いのですが、メスはわき腹の部分とが褐色になっています。
ジンジーくん 11歳 (キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル)
ジンは3年前ごろから心臓の雑音が聴こえ、病院に明け暮れたそうですが、
専門の先生との出会いで見違えるほど元気になりました。
秋の枯れ葉の公園の散歩歩数は8000歩くらいかな、いい汗をかきました。
そのあとは美味しいコーヒーブレイク、またまた話は尽きません(^^♪